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休息をとってもなおらない慢性疲労症候群

以前は「寝れば、疲労は回復する」と考えられていましたが、疲労を感じている割合は同じでも、「<6>カ月以上にわたって続く慢性的な疲労があり」休んでもとれない「病的な疲れ」があることがわかりました。
それが「慢性疲労症候群」。

女性は20~40代、男性では30~40代でこの病気の診断基準に該当している患者が多いようで、疲労していなくても、突然発病しうる病気です。

慢性疲労症候群という名称そのものがまぎらわしく誤解を招きやすいために、名称を別にすべきとも検討されましたが、結局、英語名を直訳したままになっており、慢性疲労をいう名称ではあっても、疲労の蓄積による慢性疲労が原因ではありません。

慢性疲労症候群の原因として、最初の症状が発熱や咽頭痛、関節痛などであるため、ウイルスによる感染症ではないかという考えが増え、さまざまな研究がされています。
しかしながら、現段階では原因がウイルスであるというはっきりしたデータがないのが現状です。

ただし、単純な疲労やストレスと慢性疲労症候群とがまったく無関係なのかということになると、絶対に無関係とはいえない一面もあります。

疲労すると抵抗力が低下し、病気の感染を受けやすくなります。
ストレスが多くなると免疫力が低下します。
となれば、慢性的な疲労の状態は、ウイルス感染をおこしやすくなることは事実です。
慢性疲労症候群とは、ストレス、過労、ウイルスとが複雑に絡み合って感染しやすい状況に陥ると考えることができます。

ただし、抵抗力や免疫力が落ちればがんにかかりやすいというデータはありますが、慢性疲労症候群に関しては、まだはっきりとした因果関係を示すデータはありません。

現在のところ、慢性疲労症候群も一生治らないかのように言われていることもあるようですが、調査では2~3年で快癒することもあるようです。

しかしながら、"怠けている"と思われてしまい、無理をしてしまうとと急激に重度になる場合もあるため、慢性疲労症候群と診断された場合には、病気と共存するつもりで経過を見守ったほうが良いでしょう。

本人の精神的負担も少ないので、周囲の人もなまけ病とばかりに叱咤激励することは控えたいものです。

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